SynologyとWasabi Technologies(以下、Wasabi)は、企業向けのデータ保護を簡素化し、組織がデータを保護・復旧するための柔軟かつ費用対効果の高い選択肢を提供するための、戦略的パートナーシップを発表した。
Synologyのエンタープライズ向けバックアップアプライアンス「ActiveProtect」シリーズとのネイティブ統合により、企業はバックアップ戦略を「Wasabi Hot Cloud Storage」へシームレスに拡張できるようになるとのことだ。このプロセスにより、複雑性の高まりや予測不能なコスト、別個の管理コンソール導入が発生することなく、データセキュリティを向上させられるとしている。
選択肢とシンプルさで企業のデータ保護を強化
この統合により、ITチームは単一の管理プラットフォームを使用してミッションクリティカルなワークロードを保護し、オフサイトコピー、長期保存、イミュータブル(不変)ストレージのクラウド保存先として、ネイティブなS3互換クラウドであるWasabiを選択できるとのことだ。
Wasabiは、ActiveProtect Manager内から直接利用可能となり、ユーザーはオフサイトバックアップを迅速に導入するとともに、オンプレミスおよびクラウド環境全体の可視性を維持できるという。
Wasabi Hot Cloud Storageは、下り転送料金やAPIリクエスト料金が発生しない、予測可能で低価格の料金体系を採用しており、顧客は予期せぬコストを回避しながらコストを削減できるという。
最新のハイブリッドバックアップ戦略のための設計
SynologyとWasabiは共同で、3-2-1-1-0などの最新のデータ保護フレームワークの導入を支援するとしている。これにより、バックアップデータは重要な場面においても安全で復旧可能、かつ運用上アクセス可能な状態を維持できるとのことだ。
主な機能は以下のとおり。
- オンプレミス、SaaS、クラウドを対象とした統合バックアップ管理
- 冗長化および災害復旧のための、Wasabiへのネイティブなオフサイトバックアップコピー
- ランサムウェアや改ざんから保護するイミュータブル(不変)クラウドストレージ
- オンプレミスストレージを最適化する柔軟な階層化と長期保存
- 下り転送料金やAPI料金のない、予測可能なクラウドコスト
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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