日本プルーフポイントは、Webブラウジングを分離環境で実行する「Proofpoint Browser Isolation」と、Webメールへのアクセスと閲覧を分離環境で実行する「Proofpoint Email Isolation」を、3月26日に発表した。
「Proofpoint Browser Isolation」と「Proofpoint Email Isolation」は、Webサイトやそのサイト内のファイルが有害か無害かを判定するのではなく、すべてのコンテンツの信頼性がゼロであると想定しており、エンドユーザーがWebサイトにアクセスすると、すべてのWebコンテンツやファイルを取得して、通常システムから分離されたクラウド上のセキュアなコンテナ内に展開・実行する。
エンドユーザーには、マルウェアなどを含まないレンダリングされた安全なサイトのイメージだけが表示されるが、独自の「Proofpoint Isolation」テクノロジーによって高精度かつ高速に処理される。そのため、ほぼリアルタイムで安全なサイトにアクセスでき、業務効率に影響を及ぼさない。
どちらのソリューションも、Web閲覧に潜む脅威からユーザーを護り、企業システムのマルウェア感染やデータ流出を防ぐ。また、「Proofpoint Browser Isolation」は、近年増加しつつある、DropboxやMicrosoft SharePointなど正規のファイル共有サービスに悪意のあるファイルを置く犯罪に対しての分離ソリューションとしても使える。
両ソリューションとも、単体での導入のほか、ビッグデータ解析を利用するクラウド型サンドボックス「Proofpoint Targeted Attack Protection(TAP)」と組み合わせることで、より効果的な運用が可能になる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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