米Apptioは、日本でのビジネスを展開すべく、4月20日に日本法人を設立した。代表取締役社長には、成塚歩氏が就任している。
Apptioは、IT投資の分析、計画、最適化を一元管理するSaaSソリューションを提供する、Technology Business Management(TBM)のリーダー。機械学習によってオンプレミスシステム、クラウド、自社開発システムといった、企業ITの財務データと運用データを単一のプラットフォームに統合し、ITの効率化とITコストの最適化を進め、イノベーションにつながるIT投資を可能にする。
同社は1万人を超えるCIOやビジネスリーダーが参加するコミュニティ「TBMカウンシル」のテクニカルアドバイザーも務めており、ITリーダーとビジネスパートナー間のコラボレーションを強化、TBMの標準化と実践を推進している。また、それらの知見を活かした自社製品の開発も行う。
代表取締役社長に就任した成塚氏は、日本マイクロソフトに12年間在籍。エンタープライズ向けにビジネスを展開しており、エンタープライズ事業本部 流通サービス営業統括本部の本部長として、米Microsoftのグローバル戦略「インテリジェント リテール」の日本展開において、店舗ビジネスの主要な業務シナリオをデジタル化する「Smart Store」のイニシアティブを立ち上げ、日本の流通・小売業界向けのDX支援を推進してきた。