ゾーホージャパンは、情シス部門のテレワーク業務支援として、5月18日~10月31日の期間に使えるIT運用管理製品の無償ライセンスを提供する。無償ライセンスの対象は、「ManageEngine ServiceDesk Plus Cloud」「ManageEngine Password Manager Pro」「ManageEngine ADSelfService Plus」の3製品となる。
「ManageEngine ServiceDesk Plus Cloud」は、チャットやWebフォーム、メールによるITサポートサービスの提供が可能で、社内対応と同レベルのサポートが実現できる。
問い合わせは自動でチケットに変換され、対応状況が可視化されるほか、社員のPCインベントリ管理によって在宅勤務社員のPCリモート操作にも対応。ストレスのないヘルプデスク業務が可能になる。また、パブリッククラウドのサービスなので、社内LANのアクセスが不要で、VPN環境などに負荷がかからない。
「ManageEngine Password Manager Pro」は、管理者権限によるアクセスを、いつ・誰が・どのような操作で行ったのかを証跡として残せる。そのため、重要サーバ/システムへのオンサイト対応を回避できる。
重要度が高い管理者アクセスでは、2名が異なる場所から操作中の画面を確認して、チャットを利用しながらバーチャルに立ち会える。管理者権限アクセス時には、ID/パスワードに加えて電子証明書やGoogle認証システムなどを用いた多要素認証も可能になっている。また、Microsoft AzureやG Suite、AWSなど主要なクラウドサービスに対応する。
「ManageEngine ADSelfService Plus」は、Active Directoryのアカウントロックや、パスワードの有効期限切れでシステムにログインできないといった、社員のうっかりミスに起因する非生産的ITサポート業務から情シス部門を解放。本来集中すべき業務に専念可能な環境を提供する。
アカウントパスワード期限切れの際に、社員へ期限切れを通知でき、期限切れの前日、3日前、1週間前に通知を送信するなど、段階的なカスタムアラート通知にも対応している。