マクニカネットワークスは、米Okta(オクタ)と日本国内における一次代理店としての契約を締結したことを、6月17日に発表した。
Oktaは、クラウドID専業メーカーであり、パスワードだけでなくユーザー・アプリケーション・デバイス・場所・アクセスといったコンテキスト情報によってアクセス可否を判断する認証要素を加えられ、ゼロトラスト実現できる。
Oktaのソリューションはわかりやすい管理GUIで、簡単にSSO(シングルサインオン)を構成できる。ユーザーは、一度ログインすれば、対応するすべてのクラウドサービスにID・パスワードなしでログインできるようになる。
6500以上のクラウド、オンプレミス、モバイルのアプリケーションが統合されており、SaaSやActive Directory、人事システムとの連携が可能。プロビジョニング機能によって管理者がOkta側のアカウント情報を変更するだけで、すべてのサービスに反映される。
なお、マクニカネットワークは日本でのクラウドID管理がまだ黎明期だった2012年から、関連製品の取り扱いを行っており、今回のOktaとの一次代理店契約締結によって、ゼロトラストソリューション構築を全面的に支援できるようになった。

同社は、ゼロトラストソリューション構築のために、同社の取り扱い製品に限らないプロダクトアライアンス、経営課題の解決につながるコンサルティングアライアンス、価値の最大化を目指すプロフェッショナルサービスアライアンスを提供していく。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア