伊藤忠テクノソリューションズと、日立システムズは、セキュリティ分野におけるサービスラインアップの拡充や事業拡大を目的に、8月25日から協業を開始すると発表した。
両社は、SOC(Security Operation Center)運用プラットフォームの共同利用、技術・ノウハウやサービスの相互利用、セキュリティ人材の育成を推進し、両社の強みを組み合わせたサービスの提供を通じて、顧客のセキュリティにおける課題解決に貢献するとしている。
また、セキュリティ人材が世界的に不足している状況を踏まえ、AIや各種ツールを活用してSOC運用業務の効率化や自動化を共同で検討・推進する。
総合的なセキュリティスキルを身に付けるためにセキュリティ人材の相互受け入れを行うほか、育成プログラムや教育カリキュラムの共通化を通じて、セキュリティアナリスト・エンジニアの育成に取り組むという。
これらの取り組みに加え、両社ならびに販売パートナーを通じて積極的に製品・サービスを拡販することにより、セキュリティ事業全体を今後3年間で400億円規模(両社合算)へ拡大することを目指すとしている。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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