NTTデータとMu Sigma Japan(以下、Mu Sigma)は、10月16日に業務提携契約を締結した。
本提携により、製造・小売り・金融業をはじめとする企業に、意思決定手法である独自の「デシジョンサイエンス」の方法論を活用した、データ分析・活用による業務改革支援サービスを提供するという。今後、両社で2020年度末までに10件以上のサービス提供を目指すとしている。
今回、NTTデータが持つデータ分析・活用サービスに、Mu Sigmaが持つ人材・方法論を組み合わせることで、日本の顧客に対して収益改善や品質向上を実現するデータサイエンスの仕組みを導入しデジタル変革を加速すべく、両社は協業することにしたと発表している。
経営・業務の課題を全社横断で体系的に整理
Mu Sigma独自の「デシジョンサイエンス」という方法論に基づき、顧客の業務課題・分析課題を全社・部門横断で体系化し(図1)、分析設計・実施、業務上の意思決定へのデータサイエンスの組み込み(図2)を迅速に実行するという。
幅広い業種・業態・業務領域における高度分析・業務改革の支援が可能
一般消費財メーカーにおける新商品の需要予測、小売業における店舗別の潜在売上損失の算出などのテーマをはじめ、幅広い業種・業態における高度分析の実行や業務改革のサービス提供が可能だとしている。