SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

オラクル、「Oracle Database 21c」をOracle Cloud上で提供開始

 オラクルは米現地時間1月13日、「Oracle Database 21c」、同バージョンを含む「Oracle Autonomous Database」の「Always Free」を「Oracle Cloud」上で提供開始したことを発表した。

 「Oracle Database 21c」には、変更不可能なブロックチェーン表、インデータベースJavaScript、ネイティブJSONバイナリ・データ型、インデータベース機械学習(ML)用AutoML、永続性メモリストアなどの200を上回る新規イノベーションと、インメモリ、グラフ処理パフォーマンス、シャーディング、マルチテナント、セキュリティの機能強化が盛り込まれている。

「Oracle Database 21c」の新規イノベーション

  • 変更不可能なブロックチェーン表:「Crypto-Secure Data Management」の一部であるブロックチェーン表は、行が暗号化の上で連結された変更不可能な挿入専用のテーブルを提供する。改ざん検出および防止機能をOracle Databaseに直接提供することで、管理者やユーザーに成りすますインサイダーやハッカーによる不法な変更を防止できる
  • ネイティブJSONデータ型:新たにJSONデータ型表現が追加され、スキャンが最大で10倍、アップデート処理が最大で4倍高速になる。全体として、これらの機能向上により、「Oracle SQL/JSON」は、YCSBベンチマークにおいてMongoDBやAWS DocumentDBと比較して2倍高速になったという
  • インデータベース機械学習用AutoML:機械学習モデルを規模に応じて自動的に構築および比較し、専門家以外による機械学習の利用を促進する
  • インデータベースJavaScript:組み込まれているGraal Multilingual Engineにより、データが存在するデータベース内でJavaScriptデータ処理コードを実行することで、コストのかかるネットワーク利用を排除する。また、JavaScriptコード内からSQLを実行でき、JavaScriptデータ型はオラクル・データベース・データに自動的にマッピングされる
  • 永続性メモリのサポート:データベース・データとREDOログをローカルの永続性メモリに格納することで、IOバウンド・ワークロードのパフォーマンスが飛躍的に向上する。SQLは、直接マッピングされた永続性メモリ・ファイルシステムに格納されたデータに対して直接実行されるため、IOコード・パスと大規模バッファ・キャッシュが不要になるとしている
  • 高パフォーマンスのグラフ・モデル:データを関係に基づいてモデリングできるようにし、ソーシャル・ネットワークやIoTなどのつながりやパターンを調べることができる
  • データベース・インメモリの自動化:「インメモリ列ストアの自己管理」を搭載することにより、インメモリ列ストア内のオブジェクトの配置と除去を自動的に管理する。また使用パターンの追跡と、列ストアからのオブジェクトの移動と削除を行うことで処理を合理化し、効率を向上させる
  • シャーディングの自動化:ネイティブ・データベース・シャーディングは、ハイパースケールなパフォーマンスと可用性を提供するという。また、シャーディングの設計と利用を簡略化するために、シャーディング・アドバイザー・ツールが用意されている

【関連記事】
オラクル、「APEX」ローコード開発クラウド・サービスを提供へ
オラクル、Altairとのパートナーシップ拡大を発表 製品設計の高速化を目指す
米CDC、COVID-19ワクチン接種プログラムの管理にOracle Cloudを利用

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/13826 2021/01/14 18:23

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング