米現地時間2月24日、Nutanixは、2021年1月31日を末日とする2021年度第2四半期の業績を発表した。
事業ハイライト
- Rajiv Ramaswamiをプレジデント兼最高経営責任者(CEO)に任命:Nutanixの次の10年を支えるリーダーとしてRamaswami氏が就任
- Chris KaddarasがCRO(最高売上責任者)に就任:NutanixのセールスチームのACVモデルへの移行の指揮と、サブスクリプションの変革業務の運用での貢献が評価され、Kaddaras氏が最高売上責任者に就任。ACV請求額の成長に貢献した
- ガートナーの「Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software」で「リーダー」の1社と位置付け:Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software(ハイパーコンバージドインフラストラクチャーソフトウェア分野のマジック・クアドラント)では、4年連続での選出を果たしている。実行能力に関して全ベンダー中、「リーダー」の1社と位置づけられた
- エッジ、プライベート/パブリッククラウド向けに、オブジェクトストレージとファイルストレージのソリューションを提供:非構造化データストレージソリューションの「Nutanix Objects」と「Nutanix Files」に関するハイブリッドクラウドの新機能を発表した
- 強力なランサムウェア防御機能を発表:リモートワークの普及にともない、ランサムウェア攻撃の一般化が進む中、こうした攻撃の防御をサポートする新機能をクラウドプラットフォームに追加した
- 新規の顧客基盤と、既存顧客の新規ビジネスを拡大:Nutanixは新規顧客の獲得を継続しており、2021年第2四半期末の同社の総エンドユーザー数は約18,770社。そのうち、「グローバル2000」企業の新規獲得数は約20社、合計は約950社だという
NutanixのCFOであるDuston Williams氏は、「ACV請求額は前年同期比14%増で過去最高に到達し、新製品も力強い結果を残しました。サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行は順調に継続し、予想を下回った四半期の営業費用の管理についても、規律あるアプローチを維持できました。当社は今後もトランスフォーメーションの遂行を継続していきます。長期的な価値創造に関し、Nutanixは絶好のポジションを確立していると自負しています」と述べている。
【関連記事】
・Nutanix、ランサムウェア攻撃に対する防御機能を強化
・約64%がHCIを導入【Nutanix ヘルスケア業界の比較調査】
・Nutanix、2020年における製品や企業文化などに対する評価を発表