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クラウドストライク、CSPM/CWP機能強化で可視性やセキュリティを向上

 米現地時間2月24日、クラウドストライクは、「CrowdStrike Falcon」プラットフォームのクラウドセキュリティポスチャ管理(CSPM)とクラウドワークロード保護(CWP)機能を拡張を発表した。これにより、ビルドからランタイムまでのクラウドワークロードとクラウドネイティブアプリケーションに対する制御性、可視性、セキュリティを向上させることができるという。

 CrowdStrike Falconプラットフォームで拡張されるCSPM/CWP機能は、コンテナなどクラウド環境の開発から本番環境までの脆弱性を特定、修復するものだとしている。CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)パイプラインの早い段階でセキュリティ並びに自動化された保護を組み込むことで、DevSecOpsチームは、ビルドサイクルへの影響を最小限に抑えながら、本番環境に対応したアプリケーションを提供できる。

 また新機能では、構成ミス、脆弱性、脅威を検知する監視機能によりコンプライアンス違反を防止し、開発でコスト発生をともなうミスを回避するためのガイド付きの修復を提示するとしている。

「Falcon Horizon CSPM」の新機能

  • マルチクラウド環境向けにクラウドネイティブのセキュリティポスチャ管理を提供:AWS/Azureリソースのセキュリティリスクを予防、保護、修復。サーバ、Kubernetes、およびサーバレスサービスの評価範囲を拡大し、パブリッククラウドの基盤におけるIOM(Indicators of Misconfiguration、ミスコンフィギュレーションの指標)を検知する
  • クラウドのアイデンティティを監視し、最小権限を実現:Azure AD(Azure Active Directory)へのエンドツーエンドの可視性を提供し、特権権限の付与やサービス間の統合設定の異常値を特定する。Azure AD展開でよく見られる攻撃のTTP(戦術/技術/手順)につながる構成ミスを検知できる
  • 継続的なコンプライアンスを確保:CIS(Center for Internet Security)ベンチマークに基づいた詳細な評価をダッシュボードとして提供し、アカウント、地域、クラウドサービス、および深刻度別にドリルダウンすることが可能

「Falcon Cloud Workload Protection」の新機能

  • コンテナ・ランタイム・セキュリティを幅広くサポート:ポッド内の非特権コンテナとして動作するよう独自に設計された新しいFalconコンテナセンサーでアプリケーションを保護。Amazon EKS(Amazon Elastic Kubernetes Service)といったKubernetes環境をサポートし、AWS(Amazon Web Services)Fargateなどのコンテナ・アズ・ア・サービスのサポートを提供するという。AKS(Azure Kubernetes Service)、GKE(Google Kubernetes Engine)、Rancher、IBM Red Hat OpenShiftの技術プレビューが可能である
  • 本番環境でコンテナを実行する前に、セキュリティ上の脅威を特定:Container Image Assessmentを使用し、ビルド時にイメージに隠されたマルウェア、脆弱性、埋め込まれた秘密、設定の問題を発見し、ランタイムでの攻撃対象領域(アタックサーフェス)を減少させる
  • ランタイム時に脅威を阻止:挙動検知、クラウドの機械学習、IOA(攻撃の痕跡)により、悪意のあるランタイム動作を検知し、ポリシーに違反するアクティビティをコンテナのワークロードへの影響を与えることなくブロックする
  • 隠れた脅威を発見:コンテナからのイベントを、Falcon Horizonなどのホストやクラウドのデータと相関させ、ハンティングと修復を行う

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