ドキュサイン・ジャパン(以下、ドキュサイン)は、日本電気(以下、NEC)が、ドキュサインが提供する「DocuSign Agreement Cloud」のライセンス販売並びに導入支援サービスを3月15日より提供開始することを発表した。
DocuSign Agreement Cloudは、合意・契約・稟議プロセスをエンドツーエンドでデジタル化するスイート製品だという。NECは2020年8月から実際の業務での電子署名運用を開始、契約書類および約2,500種類の社内帳票の中から押印不要な文書のデジタル化に取り組んでいる。この経験を基に、日本企業のニューノーマルにおける働き方改革やBCPを支援すべく、導入支援サービスを提供するという。
同社の導入支援サービスは、導入にあたってのコンサルティングからユーザー企業の要件に応じた連携ソリューションの提供、運用サポートまで、脱ハンコ/ペーパレスによる働き方改革やBCPの実現を一気通貫で支援するとしている。
導入支援サービスの特徴
- 実績に基づいた導入コンサルティング:NECの脱ハンコ/ペーパレス推進の経験と知見を基に、プロジェクト開始から構築・テスト、運用開始、社内教育までの導入を支援
- 連携ソリューション:ユーザーやグループの自動作成・変更・削除やエンベロープ(署名関連の情報が統合された電子封筒)の高度な管理を実現する「NEC Cloud Connect」との連携をはじめ、ユーザー企業の要件に応じてMicrosoft 365やGoogle Workspace、Box、Oneloginなどの連携可能な他サービスも併せて提供
- 保守窓口による一元サポート:NECの保守窓口で「DocuSign eSignature」と連携ソリューションも含めて一元サポート
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