米現地時間4月6日、ServiceNowとクアルトリクスは戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。このパートナーシップにより、ユーザー企業は、ServiceNowのデジタルワークフローとクアルトリクスのエクスペリエンス管理テクノロジーを単一のプラットフォームで利用することが可能になるという。
以下の新しい共同ソリューションにより、ユーザー企業はクアルトリクスのエクスペリエンスデータを「ServiceNow Agent Workspaces」に取り込み、パフォーマンスを可視化。これにより、サービス満足度の主要な要因を明らかにし、それらのインサイトに基づいて簡単にアクションを取ることが可能になるとしている。
- IT部門のためのエクスペリエンス管理：「Qualtrics EmployeeXM for IT」と「ServiceNow IT Service Management」を組み合わせることで、企業はビジネスに不可欠な業務データやサービス提供データと、企業内のITサービスに対する従業員のフィードバックを単一のプラットフォームで利用することが可能になる
- エクスペリエンスを中心とする顧客サービス：Qualtrics CustomerXMとServiceNow Customer Service Managementを連携させることで、サービス担当者や管理者は、フィードバックに基づいて自動的にワークフローを起動。顧客満足度の要因を明らかにして、サービス対価コストを改善し、コンテンツの効果を高めることが可能になる
新ソリューションは、2021年の後半に発表予定だという。
【関連記事】
・東広島市、ServiceNow「Now Platform」で市民ポータルサイトを構築
・ウイングアーク1st、「SPA Cloud for ServiceNow」を提供開始
・【クアルトリクス調査】コロナ禍にもかかわらず従業員エンゲージメントは向上 企業側のアクションは不十分
