Nutanixとヒューレット・パッカード エンタープライズ(以下、HPE)は、ハイブリッドクラウド/マルチクラウドの採用推進に向けたパートナーシップの拡大を発表した。
今回の発表により、Nutanixのマルチデータベース運用・管理ソリューション「Nutanix Era」とHPE ProLiantサーバーをバンドルし、HPE GreenLakeによるas-a-service形態で提供するという。
HPE GreenLake Cloud Services担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるKeith White氏は、「ITのサイロ化は、保守コストやセキュリティリスクの増大に加えて、ソリューションの導入・実行時の柔軟性の欠如を招くケースが多く、企業はデータベースの運用・管理を簡素化し、こうした状況から脱却したいと考えています。Nutanixとの協業を基に、HPE GreenLakeとデータベースの運用・管理ソフトウェアソリューションのNutanix Eraを組み合わせ、フルマネージド型のクラウドサービスを提供することで、俊敏性の向上、運用の簡素化、コストの削減を実現します」と述べている。
両社の協業は、マネージド型ハイブリッドクラウドサービスを提供する「HPE Greenlake with Nutanix」の継続的な取り組みを実証するものだという。HPE ProLiant DXサーバーやHPE GreenLake with Nutanixの受注などにより、HPEとNutanixの2021年第1四半期のACV契約額は、前年同期比で約80%増加している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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