7月14日、日本オラクルは、大正製薬がデータドリブンな市場予測と戦略的意思決定を目的として、海外グループ14社を対象にした経営管理基盤に「Oracle Fusion Cloud EPM」を採用したことを発表した。今回の採用により、データ収集・分析の標準化、データ品質の向上やセキュリティの強化が実現するという。
大正製薬は、同サービスを導入することで、業績管理業務におけるデータを一元化し、優先度の高いレポート作成を自動化。各国の市販子ども用風邪薬や、大人用鎮痛剤などの区分で収集した市場規模などを分析するために外部データを取り込み、各国の成長率や市場規模などのレポートを、業績とともに一元管理するとしている。
また、同サービスの表計算ソフト用インターフェースであるSmart Viewを使用することで、クラウド上にデータを一元管理しながら、表計算ソフトを操作しているようにデータの表示、インポート、操作、配賦、データ共有などを行うことができるという。
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