米現地時間8月31日、マイクロソフトは、Windows 11を10月5日より提供開始することを発表した。
これにより、同日からWindows 11の無償アップグレードが対象となるWindows 10搭載PCに段階的に提供されると共に、Windows 11がプレインストールされたPCを購入できるようになるという。
Windows 11に関するハイライト
- 新しいデザインとサウンドが美しく落ち着いた雰囲気をもたらす
- Startボタンは、利用者とコンテンツを中心に据えている。クラウドとMicrosoft 365を活用して、どのデバイスから閲覧していたかに関わらず、最も直近に利用していたファイルを表示する
- Snap LayoutおよびSnap Group、Desktopがマルチタスクを強化し、画面スペースの使用を最適化する
- タスクバーに統合されたMicrosoft Teamsのチャットが、大切な人々とつながるためのより迅速な方法を提供する
- AIを活用したパーソナライズされたフィードであるウィジェットが、重要な情報へのアクセスを高速化し、Microsoft Edgeのパフォーマンスなどにより、ウェブ上でより多くのことを成し遂げられるようになる
- DirectX12 Ultimate、DirectStorage、Auto HDRといったテクノロジにより、システムのハードウェアの可能性を最大限に引き出す
- 新しいデザインで再構築されたMicrosoft Storeが搭載されており、お気に入りのアプリケーション、ゲーム、ショー、映画を1つの場所から簡単に検索して見つけることができる。また、AmazonやIntelとのコラボレーションを通じた、Windows 11とMicrosoft Storeに対するAndroidアプリの提供への取り組みも継続して行うという。この機能のプレビューは、今後数ヵ月内にWindows Insidersで提供される
- 障がいのある人に向けて、そして障がいをもつ人によって作られた新しいアクセシビリティの機能強化を備えている
- 開発者や独立系ソフトウェアベンダー(ISV)がアプリケーションをStoreに投入できるように、ネイティブアプリケーションとウェブアプリケーションの開発を改善している
- タッチ、デジタルペンや音声入力の体験向上に最適化されている
- ハイブリッドワークのためのOSでもあり、働き方に合わせた新しい体験を提供する
今後、Windows 11への無償アップグレードは品質を重視した段階的な展開が行われるとしている。また同社は、Windows 10から得られた多くの学びから、最善の体験を提供するという。
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