SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

フォーティネットと東芝、国内初となる量子鍵配送(QKD)相互接続試験に成功

 フォーティネットは、東芝が推進する量子鍵配送(QKD)のFortiGateを使った国内初となる相互接続試験に成功したこと発表した。

 同社では、日本国内でのQKD導入を後押しするため、東芝デジタルソリューションズと共同で国内初となる相互接続試験を実施。この試験では、5G基地局側のセルサイトルータと5Gコア側のSecGWの間で量子暗号キーを使用したIPSecトンネルを確立し、エンドツーエンドで5G通信に成功しているという。

 また、セルサイトルータとSecGWにはフォーティネットの仮想アプライアンスFortiGate-VMを使用しており、QKDとしては東芝デジタルソリューションズがクラウド上に設置した2つの拠点をエミュレートしたKME(Key Management Entity)AとKME Bを使用。実際の商用環境では、KME Aとセルサイトルータ、KME BとSecGWはセキュアな通信路を確保するために同一サイトに設置する必要があるとしている。

相互接続試験の構成
相互接続試験の構成
[画像クリックで拡大]

 同社長執行役員 久保田則夫氏は、「国内初となるQKDの相互接続試験に東芝デジタルソリューションズ様の協力を得て、FortiGateを使って成功したことを大変喜ばしく思います。量子コンピュータの到来が近づく今、QKDはサイバーセキュリティに取り組む私どもが積極的に参画し、牽引していくべき領域だと認識しています。日本では今後、5Gが新しいスマートな社会インフラや生産手段を支える基盤となることが容易に想像できます。スマートシティやスマートファクトリーをサイバー攻撃から守るために、フォーティネットは東芝デジタルソリューションズ様に協力して、QKDの実用化をサポートする所存です」と述べている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/15089 2021/10/14 20:57

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング