SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

前年度比16.6%増の伸びに――ITR、CDP市場規模推移および予測

 アイ・ティ・アール(以下、ITR)は、国内のCDP(Customer Data Platform)市場の市場規模推移および予測を発表した。

 顧客接点のデジタル化の進展やIoTシステムの普及によって、顧客に紐づくデータ量は増大傾向にあり、顧客データの管理・分析の重要性が高まっているという。また、GDPR(EU一般データ保護規則)などの個人情報保護強化の動きによって、サードパーティデータの利用の制約が進んでいるとしている。その一方で、多くの企業では、用途ごとに乱立するシステム間のデータ連携が取れず、データのサイロ化という事態が発生。CDPの導入によって、データのサイロ化を解消して顧客の動向を可視化し、効率的かつ効果的なカスタマーサクセスが期待できるとして、企業の注目が年々高まっているという。

 CDP市場の2020年度の売上金額は87億円、前年度比16.6%増の伸びを示している。2021年度も前年度と同等の伸びを維持するベンダーが多く見られることから、同18.4%増が予想されるという。市場参入ベンダーは増加傾向にあり、各社の積極的なマーケティング活動による市場認知度の上昇によって、幅広い業種で導入が進んでいることから、同市場のCAGR(2020~2025年度)は17.9%を予測。

図.CDP市場規模推移および予測(2019~2025年度予測)
図.CDP市場規模推移および予測(2019~2025年度予測)

 同シニア・アナリスト 水野慎也氏は、「CDPは顧客の行動と意識を可視化するためのソリューションとして、デジタルマーケティング分野において地位を確立しつつあります。コロナ禍においてオンラインとリアルの双方の行動と意識を一貫して捕捉し、データとして蓄積する同ソリューションへの期待は今後も増すと予想されます。これからのCDPには、大量データの高速処理に加えて、得られた行動と意識データを顧客IDに漏らさず紐づける正確さが求められます。CDPへの機能要求はさらに拡大すると見られます」とコメントしている。

【関連記事】
DX推進のための組織を有する企業が7割超【ITR調査】
バーチャルオフィス市場は6倍超に急成長――ITR調査
ITR、2022年に企業が注目すべき12のIT戦略テーマを発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/15424 2022/01/06 18:44

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング