近畿大学は、ギブリーが提供するAIチャットボット「PEP(ペップ)」を、学内で運用するSlack環境に導入すると発表した。3月22日から運用を開始し、授業で使用するシステム等に関する学生・教職員からの問い合わせに自動で応答するという。

同大は、大学院・短期大学部含む全学生・教職員、計36,000人が利用しているSlackに「KUDOS Bot」を設置する。AIがよくある質問に24時間自動応答する仕組みを構築したという。これにより学生・教職員の利便性向上と窓口スタッフの業務負担軽減を目指すとしている。

今後は学生たちが自由なコミュニケーションを楽しめるよう、人間の姿をしたAIキャラクターパッケージの導入を検討しているという。これはギブリーおよびrinna、デジタルヒューマンの3社が共同開発中のプラットフォームソリューションを活用したものになるとしている。両者は、新たな取り組みも視野に入れ、全学生・教職員の研究・教育活動をサポートするためのデジタル化促進を共同で進めていくという。

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