Vestasは、IBMのInfoSphere BigInsightsソフトウェアとIBMのスーパーコンピューター「Firestorm」を活用して、天気予報、潮汐、地理空間データ、センサー・データ、衛星写真、森林伐採マップ、気象情報のモデルをはじめとする、数ペタバイトにおよぶ構造化データおよび非構造化データを解析するという。
それにより、最適な設置場所を特定し、タービン設置に関する課題の解決をめざしていくという。その結果、いままで数週間を要していたデータ解析が1時間以内で完了できるようになるとしている。
Vestasは、設置場所を特定するプロセスにおいてIBMのソフトウェアとスーパーコンピューターを活用し、タービンの稼動が開始した時点からタービンのパフォーマンスを予測し、気象の変化による風力タービンの各ブレードの発電量の推移を解析して、メンテナンスに最適な時間帯を割り出すという。
Vestasは、今後4年間で気象データはますます複雑化し、データ量も20ペタバイトを超過すると予測しており、ビッグデータ分析の重要性が高まっているとされる。