SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

良品計画、基幹データベース基盤を「Oracle Exadata」の導入で統合・強化

ECサイトの在庫引当、物流センターのピッキング、出荷指示データ作成などを高速化

 良品計画は、「無印良品」ブランドを中心とした専門店事業の運営、商品企画、開発・製造、および販売をグローバルに展開し、国内に269の直営店、海外に255店舗を有するほか、ECサイトである「無印良品ネットストア」、スマートフォン向けアプリケーション「MUJI Passport」を運営し、オムニチャネルに対応するマーケティング戦略を推進しているという。

 今回、良品計画では、商品の原価計算、国内の店舗およびECサイトの物流、海外店舗の物流を管理する既存の3つのシステムを統合・強化する目的で「Oracle Exadata」の導入を決定した。

 これにより、複数の他社製UNIXサーバーで運用されていた既存システムを1台の「Oracle Exadata」に集約。また、Exadataを活用した大量のトランザクションを取りこぼすことなくデータベースへのアクセスを監視・保護し、監査データの解析を行う「Oracle Audit Vault and Database Firewall」を併せて採用した。

 さらに、「Oracle Exadata」のバックアップ・ストレージ基盤として、「Oracle ZFS Storage ZS3」を導入。こうしたハードウェアの導入と併せて、原価計算システム、および物流システムについても大幅な刷新を行ったという。

 今回のシステム刷新により、良品計画ではECサイトの在庫引当時間が従来の4分の1、平均で0.17秒に短縮。また、物流センターのピッキング、出荷指示データ作成処理が1時間から10分に短縮されるなど、大幅な高速化を実現したとしている。

 さらに、勘定系システムや物流システムの画面、帳票処理などの全体的なパフォーマンス向上が図られたという。

 今回のプロジェクトでは、YDCが原価計算、国内物流、海外物流システム構築、およびパフォーマンス検証、運用テストなどを担当。また、オラクルのコンサルティング・サービスが、新システムのリソースを効果的に活用するための実装の支援を行った。

【関連リンク】
ニュースリリース

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/5978 2014/07/02 15:13

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング