このプラットフォームは、最も要求の厳しいミッションクリティカルなワークロードをx86アーキテクチャ上で実行し、高レベルのパフォーマンスと拡張性、可用性、ならびに効率性を実現するとしている。
「HP Integrity Superdome X」は、x86の効率性と「HP Superdome」で培ってきた実証済みの先進技術を統合し、業務処理、意思決定支援ならびにエンタープライズ・データベースを含むクリティカルなLinuxワークロード向けに提供するという。
それにより、高コストで非効率なプロプライエタリ・システムや、ミッションクリティカルなワークロードを支えるにはパフォーマンス、拡張性、可用性に欠けるx86インフラストラクチャに代わる選択肢を提供する。
「HP Integrity Superdome X」は、高信頼のインテル XeonプロセッサーE7 v2 ファミリーを16CPU/240コア搭載可能で、最大16ソケット、12TBメモリの画期的なスケーラビリティによって、x86コンピュートを再定義し、最大規模のエンタープライズ・アプリケーションと予測不能なワークロードをリアルタイムでサポート。
また、HP独自のnParsハード・パーティショニング・テクノロジーは、ソフト・パーティションの20倍の信頼性を提供し、クリティカルなアプリケーションを他の障害から遮断し隔離することで、アプリケーションの稼働時間を最大化。
さらに、現行の8ソケットx86サーバーである「HP DL980 G7」の最大9倍のパフォーマンスを提供することで、処理効率を大幅に改善。
「HP Integrity Superdome X」は、業績向上に結びつく次のような方法を提供する。
- 業務効率を向上させ、収益、利益率、市場シェアを拡大
- アプリケーション・ダウンタイムを最小限、もしくはゼロにすることにより、継続的なサービス可用性を提供
- 画期的な効率性により、複雑性とコストを削減
- 業界標準のプロセッサーとオペレーティングシステムを採用することで、あらゆるアプリケーションやミドルウェア、リレーショナルデータベース製品の稼働が可能
また、「HPプロアクティブケア アドバンスト」「HPデータセンターケア」などの幅広いサポートサービスを提供し、ミッションクリティカルな環境の安定稼動とパフォーマンスの向上に貢献するとしている。