「Talend 5.6」は、リアルタイムなビッグデータ運用を可能にする画期的な技術革新を導入。モノのインターネット(IoT)からのストリーミングデータを含む多くのデータソースに、簡単にアクセスができるという。データマスタリングのパフォーマンスと生産性を向上し、必要なコントロールと追加時間を提供するという。
「Talend 5.6」の新機能は次のとおり。
■ビッグデータのリアルタイムな運用:Apache SparkおよびApache Stormのルアルタイム分散処理フレームワークを活用することで、企業がバッチ処理を超えてリアルタイムなビッグデータ運用を可能に。
■モノのインターネット(IoT)をサポート:主なIoTプロトコルをサポートし、機械、センサーやその他のデバイスから情報を収集。
■Big DataおよびData Qualityのパフォーマンス:より迅速な意思決定を可能としプロジェクトのスコープを拡張。
■空前のMDMスピードと敏捷性:マスターデータ統合に要する時間を短縮するために幾つかの新機能を追加。
■対応アプリケーション、データソースおよびビッグデータプラットフォームのサポート拡張:800以上のコンポーネントとコネクターで、さらに多くのシステムと最新のプラットフォームをサポート。
■アプリケーション統合の生産性向上:ビジュアルダッシュボードを改善し、SOAガバナンスの強化とメッセージングのサポートを拡張。
また、Talendでは日本語ドキュメントの整備を進めており、その一環として「Talend 5.5」を対象とした日本語マニュアルの提供を開始する。日本語マニュアルは、商用製品はもとよりオープンソース製品のユーザーにもコミュニティサイトを通じて無料で提供する。