発表では、ソーシャルメディアは企業が活用すべきコミュニケーションチャネルになると同時に、新たな情報セキュリティリスクにもなっているとし、企業がこのような新たなリスクに対応していくためには、次のような要素を適切に取り込んでいく必要があるという。
- リスクの拡散スピードに対応するための、 自動検知テクノロジー
- 日曜祝日などでも把握もれがないようなリスク把握体制
- リスクの緊急性、 重要性を的確に判断し、 迅速に対応するためのノウハウもしくは専門サポート
- 日頃からのソーシャルメディア上の風評動向の把握
このソリューションでは、ソーシャルメディアのリアルタイム分析で高い実績を持つ「BuzzFinder」によるリスクの自動検知と、人手によるリスク対応と解決で多くの実績を持つエルテスのソリューションを組み合わせることで、企業が直面しているソーシャルリスクへの対応と解決を、ワンストップ、かつ最適な形で提供するとしている。
「ソーシャルリスク対策ソリューション with BuzzFinder」のサービス概要は次のとおり。
・リアルタイムでのリスク自動検知:ソーシャルメディアのリアルタイム分析で実績を持つ「BuzzFinder」が、企業に対する投稿の急増を数分内に検知し、その高精度の言語解析技術により、リスクの概要を捉える。
・リスクの緊急性・重要性判断:「BuzzFinder」で把握されたリスクに対し、24時間365日体制で人が常駐する「ソーシャルリスニング・センター」で目視により、検知されたリスクの緊急性、重要性を迅速に確認。
・リスク事象発生時の対応支援:リスクが特定された場合、講ずべき対策を即座に判断し、解決に導くサポートを実施。
・ソーシャルリスニング日報(平常時):前日の企業やブランド等に対する消費者の反応を自動でサマリーしたソーシャルリスニング日報を、メールで通知。日常的なソーシャルリスニングは、リスク検知と同時に、消費者の興味関心を生で捉えることができるマーケティング調査としても活用可能。
・簡易なソーシャルメディア分析、リスク分析:日報に気になる内容があった場合、「BuzzFinder」にログインすることにより、投稿量の推移、投稿の本文やポジネガ量などが確認でき、風評増加等の要因が容易に把握できる。