「Delphix Software」は、テスト自動化においてキーファクタであるテストデータの生成を仮想化技術の上で、容易かつ迅速に行うことが可能だという。ここで使われるテストデータは、商用の環境で使用されるデータをもとに生成されるため、より本番環境に近いテストデータをユーザーは使用することができるという。
結果として、より効率的かつ高品質のソフトウェアを短期間でプロダクトアウトすることが可能になる。また、単一データベースでのテストデータ生成だけではなく、一度に複数種類のデータベース環境とアプリケーション用のフラットファイルと連携した断面を作り出すことも可能になるとしている。
このような管理手法をDelphix社は、「TDM(Test Data Management)」として提唱し、商用データをソフトウェア開発の自動化をはじめとする多目的な用途で効率的に活用する考え方を推進している。インサイトテクノロジーは、「TDM」を踏まえ、日本市場において「Delphix Software」の提供と導入支援を行っていくという。
■対応環境
- データベース:Oracle、Microsoft SQL Server、IBM DB2、PostgreSQL、MySQL
- ERP:Oracle EBS、SAP等
なお、インサイトテクノロジーでは、9月14日(水)に「超高速開発の実現~エンタープライズアジャイル成功の秘密~」セミナーを開催し、Test Data ManagementからDevOpsまでについて、デモを交えて紹介するという。