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SAPジャパン、インメモリーコンピューティングの次世代プラットフォーム「SAP HANA 2」を提供

 「SAP HANA 2」には、企業が新規開発プロジェクトに速やかに着手できるよう、express editionも近日中に提供される予定。「SAP HANA 2」は、ITの俊敏性を支援するため、新機能がサポートパッケージとして年2回提供されるという。

 「SAP HANA 2」の新機能および拡張は次のとおり。

 ・データベース管理:高可用性、セキュリティ、ワークロード管理、運用管理の強化により、IT組織は事業継続性を確保できるようになる。たとえば、新しいアクティブ/アクティブ読み込み対応のオプションにより、IT組織は従来システムの複製にのみ使用していたセカンダリシステムを読込処理に活用できるため、ワークロード軽減が可能となり運用効率が改善される。

 ・データ管理:企業モデリング、データ統合、データ品質、階層ストレージの拡張により、企業は保管場所にかかわらずデータを利用できるようになる。SAP HANAと連携し、SAP HANAを基盤とするSAP Enterprise Architecture Designer Webアプリケーションの新エディションを利用することで、IT組織は複雑な情報アーキテクチャーを管理するとともに、新しいテクノロジーがもたらす影響をその導入前に想定することが可能。

 ・分析インテリジェンス:テキストデータ、地理空間情報データ、グラフデータ、ストリーミングデータの分析処理エンジンの拡張により、開発者は高度なインサイトをアプリケーションに取り込むことができる。たとえば、分類、相関性、時系列、回帰のためのアルゴリズムが予測分析ライブラリーに追加されているため、データサイエンティストは新たなパターンを発見したり、カスタムアプリケーションに機械学習を組み込むことが可能。

 ・アプリケーション開発:開発者は、アプリケーションサーバーや開発ツールおよび言語のための拡張機能を利用して、次世代アプリケーションを構築して展開できる。たとえば、開発言語のサポートに関しては、サードパーティーのビルドパックやランタイムが選択肢として追加されており、アプリケーションサーバーSAP HANA extended application services, Advanced Modelで利用できる。また、新たなファイル処理APIにより、開発者はテキストやメタデータを文書から抽出し、より高度なインサイトを引き出すことが可能。

■クラウドでのSAP HANAの新たなマイクロサービス

 SAP HANAを基盤とするクラウドベースのマイクロサービスを利用することで、シンプルなAPIとさまざまな言語や開発プラットフォームを用いて、分析インサイトを取り込みながらアプリケーションの拡張を図ることができるという。

 SAP Hybris as a Service(YaaS)を通じて、クラウドでSAP HANAの新たなマイクロサービスが利用可能。より高度なインサイトを最新のアプリケーションに取り込むことができ、開発者によるイノベーションが促進されるという。

 クラウドでのSAP HANAの新たなサービスは次のとおり。

 ・Text Analysis Entity Extraction、Text Analysis Fact Extraction、Text Analysis Linguistic Analysis :クラウドでテキストデータ処理機能を使用できるサービス。自然言語処理によるアプリケーション拡張が可能。

 ・Earth Observation Analysis service(ベータ版):欧州宇宙機関(ESA)との共同イノベーションにより開発された、Open Geospatial Consortium(OGC)のEO-WCS標準に基づくマイクロサービス。ESAの衛星データにアクセスし、SAP HANA, spatial editionを使用してクラウドで空間処理を実行する。ミュンヘン再保険社と共同で発表されたこの新たなサービスは、植生、水、土壌、その他スペクトル指数に関する現在、過去、未来の情報をリアルタイムで提供する。

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