SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

システムインテグレータ、データベースのコンバージョンを実現するデータベース開発支援ツールに最新版

 「SI Object Browser ER Ver.9.0(OBER)」は、「データ移行機能」「モデル検証機能」「データ移行ナビ」などの機能により、一連のコンバージョン(移行)作業を自動化し、簡単にデータベースを異種データベースに変換することができる。

 主要データベースすべてに対応しており、どのような組み合わせでも移行可能となっている。また、同種データベース間の移行も行えるため、本番環境をベースに開発・テスト環境のデータベースを作成したり、逆に開発・テスト環境のデータベースを本番環境に移行したりする用途でも利用できるという。

 そのほかにも、通常のバージョンアップとして、エンティティエディタグリッドへのペースト機能や新規リスト系(ストアド、リレーションシップ、オブジェクト一覧)の追加など、さまざまな機能を追加実装している。製品の特徴は次のとおり。

 ・データ移行機能

 「OBER」は、Oracle、SQL Server、PostgreSQL、MySQLなどの異種データベース間で相互にデータを移行することが可能。「OBER」で移行元のテーブルをベースに移行先のデータ型に合わせたテーブルを展開し、移行元と移行先のテーブル間でデータをコピーする方式を採用している。

 各データベースのデータ型対比表を持っているため、例えば日付型項目のフォーマットを意識する必要はない。また、通常ではINSERT文では移行が難しいバイナリデータも簡単に移行することができる。移行の妨げとなる外部キーやトリガーの一時的な無効化や、カラムごとに固定値やNULL値を設定することもできる。移行に失敗したデータは行ごとにログとして出力されるので、後で失敗データを検証することも可能。

 ・モデル検証機能

 「OBER」は、移行元データベースをベースにして作成したERモデルに対し、コンバージョンでエラーとなる箇所の有無を検証する。データベースに合致したデータ型が設定されているか、日付型デフォルト関数が正しいか(SQL ServerにSYSDATEが設定されていないか)、スキーマが未設定だが問題ないか……など、モデルの不具合や確認事項を抽出する。

 これらの検証はいつでも実行可能だが、データ移行の前段階、テーブル移行時(フォワードエンジニアリング前)に実行するとより効果的。抽出された項目から各画面に移動でき、即時に修正することができる。

 ・データ移行ナビ

 「OBER」を使用してデータベース移行をする手順は、「移行元DBからテーブル情報をリバース」→「移行先DBにデータベースタイプを変更」→「移行先DBにテーブル情報をフォワード」→「データを移行」となる。「データ移行ナビ」画面では、この手順をわかりやすく説明、ナビゲートする。大筋の移行手順に加え、注意点や確認事項などもあわせて案内しているので、初めて使う人でもスムーズに移行することができる。

 ・その他機能改善

 類似属性名検索機能や日付型デフォルト関数を一括で変換する機能など、データベース移行に便利な機能追加・改善を行った。選択中のエンティティ - リレーションを目立たせる機能などデータ移行機能以外にも細やかな改善を行った。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/8793 2016/12/15 14:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング