このセンターは、企業のクラウド化やセキュリティ強化を支援するためのもので、F5の専任担当者が顧客企業およびパートナーエンジニアに対しF5製品のパフォーマンステストやPoC(概念検証)をサポートする。また、パートナーエンジニア向けにトレーニングセンターも同時に開設した。
「ジャパンテクノロジーセンター」には、F5の仮想アプライアンス製品やさまざまなハードウェア機器が備えられており、OpenStackとの連携におけるパフォーマンス検証やCisco ACI環境での動作検証などのPoCを実行することができるという。
また、セキュリティの観点からSSL化が浸透するなか、SSL化を施すことで増大するシステム処理の負荷や、さまざまな機器の負荷に対する検証ニーズも拡大しているという。このセンターでは、日本および米国のリソースを生かし、負荷装置を備えているため、エンタープライズレベルからキャリアレベルの検証ニーズにも対応することが可能だという。
従来は米国本社でしか実施できなかった負荷試験が、日本に設備を設けたことで、最短1日で実行できるようになった。また、クラウドレディとして新しく刷新された「BIG-IP iシリーズ」製品の検証環境も整えている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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