「AssetView」は、標的型攻撃やランサムウェアに対するセキュリティ強化へのニーズを取り入れ、企業が行うべき必要最低限の対策に関連する2つの新製品をこの春にリリースする。新製品の特徴は次のとおり。
■AssetView W(未知の脅威対策)
パターンファイルマッチングでは対処しきれない企業を狙う未知の脅威に対して「振る舞い検知」で対策。
・ランサムウェア対策:万が一、ランサムウェアに感染しても暗号化されたくない重要なデータをバックアップしデータの復旧が容易に行える。
・マルウェア対策:1日約30万件のマルウェア解析をAIで実施、蓄積した振る舞い検知機能によってユーザーの安全を確保。
・スパム対策:メール本文、ヘッダ、添付を解釈して未知の脅威の混入から保護。
■AssetView P(脆弱性対策)
PCの脆弱性によるセキュリティリスクを回避するため、脆弱性情報の収集やパッチの入手、適用PCの判別、配布作業を自動化して、管理者の工数を大幅削減。
・煩雑な作業を自動化:セキュリティ勧告情報の入手や動作確認、適用対象の抽出などを自動化。
・さまざまな種類のソフトウェアにも対応:Microsoftだけではなく、Adobe ReaderやFlash Playerなど広範囲のメーカーをカバー。
・端末に応じて適用すべきソフトを自動で判別:管理者はファイルを選んで配信スケジュールを組むだけでパッチ適用を実施。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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