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Windows 10へ移行するための5つのポイント<導入メリット>

Windows 10の導入メリットはどこにある?(第1回)

 Windows 10の企業導入は検討段階のユーザーが多いと思いますが、既存環境であるWindows 7や iPad/Androidタブレットからの移行でお悩みの方も多いと思います。本連載では、企業システムのSIベンダーの立場からWindows 10への移行に関するノウハウを5つのポイント(1.Windows 10の導入メリット、2.ユーザ/デバイス管理、3.セキュリティ対策、4.アプリケーション移行、5.クラウドとの組み合わせで効率的な移行)を順番に説明していきます。今回は、最新OSである Windows 10の製品コンセプトなどを説明し、企業利用において導入メリットとなるポイントを解説します。

OS選定において最も重要な基準は「安定性」と「セキュリティ」

 企業でのOS選定において最も重要な基準は、安定性とセキュリティです。Windows 10は、どちらの観点においても移行すべき明確なメリットがあります。特にセキュリティについては、昨今の攻撃がこれまでの金銭目的に加えて、大規模なテロや国際紛争等の手段になりつつあり、攻撃の多様化と実際に被害が出た場合の業務影響の大きさを考えた場合、最新の対策が経営課題として急務となっています。

セキュリティ対策のポイント

 現時点で最もセキュリティレベルが高いWindows OSはWindows 10で、最新のセキュリティ対策が実装されており、すでに米国防総省での採用も決定していることからも明らかです。

 ただし、これはあくまで現時点で判明している攻撃方法に対応しているだけで、昨今の技術革新および攻撃方法の多様化に対応するためには、現状の機能だけでは不十分となります。

  Windows 10はOSバージョンの考え方を変えました。「Windows as a Service」というコンセプトにより、Windows自体をサービス化したのです。具体的には、Windowsは10が最後のバージョンとなり、今後の機能追加はWindows Updateで配信されることになります。この変更により、現在の攻撃方法に対する対策のみならず、今後も増え続ける新たな攻撃方法についても、OSレベルでの迅速な防御対策が可能となります。

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安定化対策のポイント

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この記事の著者

田中祥太(タナカ ショウタ)

株式会社ジェーエムエーシステムズ 事業企画部 マネージャー
メインフレームの運用からオープン系インフラ環境の設計・構築、また全国規模のネットワーク環境の設計・構築を手掛ける 大手流通企業の基幹系業務のインフラ環境構築や、メガバンクの社内インフラ構築に従事し、高品質で安全なインフラ環境構築を実現 近年は...

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