インサイトテクノロジーは、企業にとって中核となる業務システムでの採用や、信頼性が求められる基幹システムでのニーズに応えるべく、インサイトテクノロジーのデータベースセキュリティツール「PISO」とデータベースレプリケーションツール「Attunity Replicate」を、PostgreSQLをベースとし、企業のニーズを満たすために必要な機能を実装したエンタープライズデータベースであるEDB Postgresへ対応した。これによりEDB Postgresユーザは、「PISO」と「Attunity Replicate」との連携が可能となる。
・データベースレプリケーションツールの推奨
データベースの移行において、「異なるデータベースへの移行」と「データベースの停止時間の最小化」は大きな課題だ。また、移行後のEDB Postgresで稼働する基幹系システムのデータをリアルタイムに分析するためには、データウェアハウス(DWH)やHadoopなどの分析基盤へのリアルタイム・データ・レプリケーションが欠かせない。
「Attunity Replicate」は、異種データベース、DWH、Hadoopなど異なるソース/ターゲット間において、リアルタイム・データ・レプリケーションを可能にするソリューション。また、データベース上でプロセスを実行しないエージェントレスアーキテクチャにより、サーバリソースに影響を与えず、短時間での移行/同期を実現する。
・セキュリティレベルの維持
プロプライエタリデータベースからオープンソースデータベースへ移行した場合でも、セキュリティレベルの維持を変えることなく、そのログフォーマット、取得項目などを意識せずに運用することが必須となる。
「PISO」は、Oracle、SQL Serverに加えMySQL、PostgreSQLなどのデータベースに対応したデータベース監査ツール。データベース監査基準に沿ったログを記録し、あらゆる監査報告書に対応できるレポーティングを作成する。また、リアルタイムモニタリング機能により、データベースに対するアクセスや操作を全てリアルタイムに監視し、監視ルールに違反したアクセスや不信な操作を検出することで、情報漏洩の抑止効果が期待される。