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なぜ、Dell EMCのハイブリッドクラウドソリューションは安心して導入できるのか?

2017/04/04 06:00

 企業でクラウドを検討する場合、プライベートクラウドかパブリッククラウドかの単純な二者選択の時代は過ぎ、両者のメリットを併せ持つハイブリッドクラウドの考えが当たり前になりつつある。しかし、特にプライベートクラウドの構築には膨大な時間とコストがかかるとされ、本番稼働に至らないケースもあるという。このセッションでは、早期導入を可能にするDell EMCのコンバージドインフラプラットフォームを用いたターンキー型ハイブリッドクラウドソリューションに迫る。

プライベートクラウドにおける新たな課題

 まず、プライベートクラウドを検討する場合、基盤となるインフラからの設計が必要となるが、プライベートクラウド化を意識したインフラと従来のサーバ仮想化インフラとは大きな違いがある。EMCジャパン クラウドプラットフォームスペシャリスト 平原一雄氏は次のように説明する。

 EMCジャパン クラウドプラットフォームスペシャリスト 平原一雄氏
EMCジャパン クラウドプラットフォームスペシャリスト 平原一雄氏

 「サーバ仮想化はハードウェア標準化とハイパーバイザーを活用し、仮想マシンレベルで集約率を上げますが、運用で見れば実は従来と大きく変わらないのです。ある意味、インフラの刷新に過ぎません。一方、プライベートクラウドでは仮想マシンの作成はサービスポータル経由で企業内ユーザーが直接行うようになるため、使い勝手や運用は大きく変わります。このため、プライベートクラウドの構築には誰もが自由にITリソースを消費できるようにハードウェアインフラを抽象化したリソースプール、必要とする仮想マシンを一気通貫で作成するための自動化オーケストレーションが必要になります。さらに、全体の基盤だけではなく、その上に立て付ける利用者のためのサービスも検討しないとなりません」

 そうなると、必然的にIT管理者の役割も変わってくると言う。サーバ仮想化の時代、IT管理者はITリソースを正しく提供することだけに注力していれば良かったが、プライベートクラウドの時代では利用者に満足できるITサービスをいかに提供できるか、つまりユーザビリティ向上への注力が求められるようになってくる。

 企業でプライベートクラウドを設計するには「全体を見渡すことが大切」と平原氏は強調する。インフラを刷新するだけではなく、サービスポータルの設計、ITサービスの立て付け、オーケストレーションの実装も行わないと、使えるプライベートクラウドにはならないということだ。


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