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IT部門は、4つのITパワーが生み出す“Nexus時代”に備えよ 「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」が2月28日、3月1日に開催

いま、クラウド、モバイル、ソーシャル、インフォメーションという4つのITパワーによって生み出される結節(Nexus of Forces:強固な結びつき)がかつてないほど強まっている。この強固な結びつきは、アプリケーションおよびアプリケーション基盤のあり方にも大きなインパクトをもたらしている。2013年2月28日(木)と3月1日(金)の両日、東京コンファレンスセンター・品川にて開催されるイベント「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」(主催:ガートナージャパン)は、「Nexus時代に備えたアプリケーション変革への一手」がテーマだ。その見所を紹介する。

IT部門は、4つのITパワーが生み出す“Nexus時代”に備えよ

 去年10月、エンタープライズジン編集部では、ガートナー社が発表した、IT業界の大きな潮流である「4つの破壊的な力の結節(Nexus of Fources)」(下図)に関してレポートした。

 その発表の中で、米ガートナー リサーチ最高責任者のピーター・ソンダーガード氏は、IT業界で同時に発生している4つのITパワー(クラウド、モバイル、ソーシャル、インフォメーション)が融合した結果、破壊的な力のNexus(結びつき) がかつてないほど強まっていることを説明し、記事には大きな反響があった。

 ソンダーガード氏は、この4つのITパワーはこれから5年かけて進化していくとし、「単なる短期的なトレンドではなく、ITにおける重要で長期的な要素」(同氏)だとし、また、こうしたIT環境の変化に伴い、ITに対するアプローチが大きく変化していくと分析。

図:4つ(クラウド、モバイル、ソーシャル、インフォメーション)の
破壊的な力の結節(Nexus of Fources)
  4つ(クラウド、モバイル、ソーシャル、インフォメーション)の破壊的な力の結節

 この4つの破壊的なITパワーのNexusにより、「製品やサービスのあり方、ITの市場の見方も変わる。さらには、ユーザーへのアプローチやビジネスのやり方、進め方も大きく変わってくる。これらすべては4つの力、“Nexus”から生まれてくる違いだ」(同氏)と語った。

 今後、この強固な結びつきは、アプリケーションやアプリケーション基盤のあり方自体にも大きなインパクトをもたらすことになる。また、企業は、こうしたテクノロジーの新しい潮流に加え、厳しいグローバル競争にも対抗していく必要があり、いま大きな変化の時期を向かえている。

「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」が2月28日、3月1日に開催

 2013年2月28日(木)と3月1(金)の両日に、東京コンファレンスセンター・品川にて開催されるイベント「ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット 2013」(主催:ガートナージャパン)は、「Nexus時代に備えたアプリケーション変革への一手」がテーマだ。

 同イベントでは、この4つのITパワーの結びつきを日本企業がどう捉え、生かしていくべきかという視点で、アプリケーション変革に向けてIT部門が取り組むべき施策を探っていく。

 1日目の2月28日(木)の基調講演では、ガートナー リサーチ リサーチ ディレクターの本好宏次氏が「Nexus時代に備えたアプリケーション変革への一手」と題して講演を行う。4つの力のNexusとはどのようなものか、アプリケーション・ベンダーの戦略はNexusによってどう変わるか、日本企業はアプリケーション変革に向けてNexusをどう生かしていくべきか、等について解説する。

 次の基調講演では、「SaaSのさらに先へ~クラウド上のアプリケーション・サービス、情報サービス、ビジネス・サービス」と題して、米ガートナー リサーチ バイスプレジデントのアレクサンダー・ドロビック氏が講演。高度なコンポジット・ソリューションを創造するために、これらの上位サービスをいかに活用できるかを探る。

 初日のゲスト基調講演では、「サービス提供型アプリケーションによる柔軟で迅速な業務の実現」と題し、株式会社岡村製作所 企画本部 情報システム部の松井憲哉氏と小笠原勝政氏の両氏が講演する。

 現在、岡村製作所では、市場の変化に柔軟かつ迅速に対応するための業務改革を推進中だが、モノづくり現場の状況変化に対するリアルタイムでの可視化と迅速なアクションによる確実な商品提供を、パッケージ・アプリケーションとカスタム・アプリケーションのSOAサービス群の組み合わせで実現した取り組みについて紹介する予定だ。

 2日目の3月1日(金)の基調講演では、「クラウド、モバイル、ソーシャル、インフォメーションはエンタプライズ・アプリーション・アーキテクチャをどう転換するか」というテーマでガートナーリサーチ バイスプレジデント 兼 ガートナーフェローのマッシーモ・ペッツィーニ氏が基調講演を行う。

 そこでは、破壊的な力の結節は今後、アプリケーション・アーキテクチャのプラクティスにどのような影響を及ぼすか、2016年までに、最先端のアプリケーション・アーキテクチャはどのようになるか、進歩的なアプリケーション・アーキテクトやITストラテジストにとって、何が最良のアーキテクチャ・プラクティスとなるか、といった今後の動向や課題を解説する。

 次の基調講演では、ガートナー エグゼクティブ プログラム エグゼクティブ パートナーの小西一有氏が「ビジネス・プロセスを改善する~成功するリーダーシップ」と題して、グローバルのケーススタディを紹介し、成功を収めたCIO/ITエグゼクティブのリーダーシップについて論じる。

 また、健康食品や医薬品などをインターネットで販売するケンコーコム株式会社の取締役 IT本部長 新井達也氏が「クラウド・インフラを活用したERP導入/運用の実際」をテーマにしたゲスト基調講演が2日目に予定されている。

 他にも、なか卯、ココス、アートカフェなどフードサービスチェーンの経営、販売システム・食材加工システムの開発などを行う株式会社 ゼンショーホールディングスのケーススタディ「差別化による競争力向上を実現する、ゼンショーホールディングスのグループIT戦略」といった講演の他、ガートナーのアナリストの講演やユーザー企業の先進事例、ベンダー企業による講演など、以下のようなテーマ領域を中心に幅広くセッションを行う予定だ。

 今後のIT潮流や企業の課題、アプリケーション変革に向けてIT部門の取り組むべき施策等を、戦略的に学ぶことができる注目のイベントだ。

■フォーカスエリア

  • ERP 
  • クラウド(SaaS/PaaS) 
  • アプリケーション統合/SOA
  • モダナイゼーション(レガシー・マイグレーション) 
  • ペース・レイヤ・アプリケーション戦略
  • タレント・マネジメント

■トピックス

  • クラウド化するアプリケーション
  • クラウド時代のアプリケーション統合/プラットフォーム
  • モバイル向けアプリケーション
  • グローバルでのアプリケーション展開
  • アプリケーション・ガバナンス/戦略
     
イベント開催概要  

【名称】ガートナー エンタプライズ・アプリケーション&アーキテクチャ サミット

【日時】2013年2月28日(木)、3月1日(金)

【会場】東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)

【主催】ガートナー ジャパン株式会社

【参加料金】 早期割引価格 (2月7日まで) 78,000円(1名様/税別)、通常価格 (2月8日以降) 86,000円(1名様/税別)

【問い合わせ先】 サミット登録事務局

TEL : 03-6430-1810 FAX : 03-6430-1927  Email : japan.events@gartner.com

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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