Rubrikは、Predibaseの買収完了を経て、「Agent Rewind」の提供開始を発表した。
Predibase AIインフラストラクチャを基盤としたAgent Rewindは、これまで不透明だったAIエージェントが行った操作を可視化し、アプリケーションやデータに加えられた変更を元に戻す機能を提供するもの。監査証跡と不変スナップショットを作成することで、安全なロールバックを実現するという。
AIが誤作動した際、Agent Rewindが提供する機能は次のとおり。
- コンテキスト強化型の可視性:エージェントのアクション、使用したツール、その影響を明らかにし、各アクションをプロンプト、計画、ツールといった根本原因までさかのぼって関連付けることで、問題発生時の正確な復旧を実現するという
- 安全なロールバック:Rubrik Security Cloudを使用することで、ファイル、データベース、構成、リポジトリなど、変更された内容を元に戻すとしている
- 高い互換性:Agentforce、Microsoft Copilot Studio、Amazon Bedrock Agentsなどのプラットフォーム、API、エージェントビルダーとシームレスに統合可能で、任意のカスタムAIエージェントにも対応しているとのことだ
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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