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NTTデータグループとGoogle Cloud、業界特化エージェント型AIの提供で戦略的提携

 NTTデータグループは、Google Cloudとのグローバルパートナーシップを8月に締結し、業界に特化したエージェント型AI導入およびクラウドモダナイゼーション強化を加速させると発表した。

 同締結により、NTTデータグループは、同社が持つ業界特化の専門知識やGoogle Cloudの提供実績から得られた知見と、Google Cloudが持つ分析、AI、クラウドなどの先進技術を融合させ、グローバルにおいて50以上の業界特化型AIおよびクラウドソリューションを開発し、銀行、保険、製造、小売り、ヘルスケア、ライフサイエンス、公共部門などの分野で企業の変革を加速させるという。国内市場向けには、NTTデータが中核となり取り組みを推進させるとのことだ。

 また、NTTデータグループの実績あるアーキテクチャーや提供に関する専門知識をGoogle Cloudの先端技術と組み合わせることで、企業の変革を加速させるソリューションの開発を推進するという。NTTデータがSmart AI Agent Ecosystemを推進し、戦略的な技術パートナーシップ、専門的な知見・資産、AI人材の育成基盤を集約することで顧客ビジネスを主導する責任あるAIを大規模に導入できるよう支援するとしている。

 同締結による注力領域は次のとおり。

  1. 業界特化のAIエージェントソリューションの開発:Google Agentspace、Gemini、セキュアデータクリーンルームなどの最新のテクノロジーを活用して、分析、意思決定、顧客体験を変革する新しい業界向けAIエージェントソリューションを開発するという
  2. 次世代アプリケーションとセキュリティの強化:メインフレームのモダナイゼーション、DevOps、システムや運用状況の可視化、API管理、サイバーセキュリティフレームワーク、SAP on Google Cloudを通じて、企業のアジリティーとレジリエンスを強化するとしている
  3. ソブリンクラウドイノベーションの推進:Google Distributed Cloudのエアギャップ環境とコネクテッドデプロイメントの両方に対応し、安全かつコンプライアンスに準拠したソリューションを提供。エアギャップ環境では、最大限のデータ隔離を実現するためにオフラインで動作するという。コネクテッドデプロイメントでは、クラウドサービスとの安全な統合が可能だとしている。これらのアプローチにより、金融、政府、医療などの分野において、イノベーションを損なうことなくデータ主権と規制要件に対応できるという。NTTデータでは、7月に「Google Distributed Cloudエアギャップ」リセールパートナー契約を締結し国内市場向けの取り組みを進めており、さらなるサービス強化を推進するとのことだ
  4. Google Cloudビジネス専門の各社横断グループ設立によるグローバルデリバリーを強化:NTTデータグループは、実行力を強化するために、数千人規模のエンジニア、アーキテクト、アドバイザリーコンサルタントで構成されるGoogle Cloud専門の各社横断グループを設立。このグローバルチームは、Google Cloudのチームと緊密に協力しながら、顧客がAIを活用したクラウドテクノロジーを導入、拡張できるよう支援するという。NTTデータグループは、セールス、プリセールス、デリバリーの各チームが、AIを活用したクラウドソリューションの販売、セキュリティ対策、移行、実装に対応できるよう高度なトレーニングおよび認定プログラムへの投資を行うとしている

 NTTデータグループは、5,000人のGoogle Cloudエンジニアの認定を目指し、グローバル規模でのクラウドビジネス変革のリーダーとしての役割をさらに強化していくという。また、今後、NTTデータグループとGoogle Cloudの共同出資により、市場開拓(Go-To Market)に向けたキャンペーンを実施予定だとしている。技術、セールス、マーケティングの専門知識を連携し、顧客の事業変革を実現するAIエージェントおよびクラウド関連サービスをグローバルで展開していくとのことだ。

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