AMDとIBMは、IBMの量子分野における専門知識と、AMDのAIおよびHPC(高性能コンピューティング)技術を融合し、次世代コンピューティングの実現に向けた協業を発表した。
同パートナーシップは、世界で最も困難な課題を解決するため、量子中心型スーパーコンピューティングの開発を目指すものだとしている。
協業の主なポイントは以下のとおり。
- ハイブリッドアプローチ:IBMの量子コンピューターと、AMDのCPU、GPU、FPGAを含む高性能コンピューティング(HPC)およびAI技術を統合することを目指す
- 社会課題の解決:創薬、材料科学、最適化、物流などの分野における重要な課題に取り組むことを目的としている
- オープンソース推進:Qiskitを含むオープンソースのエコシステムを活用し、新しいアルゴリズムの開発と普及を加速させる
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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