Kongは、SMBC日興証券に、KongのAPI管理プラットフォームが採用されたと発表した。
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同プロジェクトは、SMBC日興証券の主要システム群を開発・運用するユーザー系SIerであり、証券・金融分野のITサービスを提供する日興システムソリューションズが中核的な役割を担い、主導的に推進しているという。
SMBC日興証券は、個人投資家向けオンライン取引サービス「EZトレード」でのAPI活用を目指して採用。API活用の具体的な狙いは次のとおり。
- モノリシック構造からの脱却と機能分離
- 認証機能の独立による柔軟なサービス連携
- 重複機能の統合と開発生産性の向上
- 既存システムと新業務の共存が可能なアーキテクチャの構築
また、クラウドネイティブ、マルチクラウド、コンテナ化を進める中で、レガシー環境からの移行に対応可能な社内向けAPI基盤としても採用したとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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