スパイラルは、みずほ銀行の財形貯蓄帳票Webサービス「財形WITH」の基盤に、スパイラルのローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」が採用されたと発表した。

スパイラルは、財形貯蓄管理業務をオンラインで行えるテンプレートアプリ「財形ワークイノベーション」(以下、同テンプレートアプリ)をSPIRAL ver.1を基盤に構築し、みずほ銀行は同テンプレートアプリを行内業務や要望に合わせてカスタマイズした財形WITHの運用を開始するという。
財形WITHの概要
みずほ銀行と導入企業および団体間で毎月発生している、財形貯蓄制度加入者の控除額明細表など各帳票の郵送での発着作業および内容の確認・修正作業をオンラインで行うことが可能になるという。SPIRAL ver.1のデータベースに格納された帳票データをダウンロードし、両者それぞれが自社システムに取り込めるとしている。なお、同テンプレートアプリをベースとしているため、要求整理から設計・開発を行う通常の開発に比べて低コストかつ短納期での開発および利用が可能になったとのことだ。
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従前の郵送による帳票の発着業務、および内容の確認・修正をいつでもオンラインで行えるようになり、みずほ銀行と導入企業および団体間双方の業務効率化・郵送費削減や利便性向上に寄与するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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