スズキは、全従業員がAI・データを活用し、チームスズキで持続的な成長と顧客への新たな価値提供を目指していくための、DX戦略を発表した。
人材の変革
経営層から全従業員までが、デジタル技術を活用できる人材の育成を推進するという。役員はデジタル技術の可能性を理解し、経営判断に反映できる知識を習得するとのことだ。全従業員はデジタルの知識を学び「原理・原則」を理解し、それぞれの「現場・現物・現実」に即して活用することで、実践的なデジタルスキルを身につけ、「個の成長」につなげるとしている。
組織・風土の変革
デジタルと人の力を合わせて組織・風土を変革し、デジタル活用力を具備したチームスズキとして持続的成長を実現するという。「やらまいか」精神でチャレンジできる組織風土を醸成し、部門や年齢を超えたプロジェクト活動を推進するとのことだ。データ基盤の構築やERP・PLMのグローバル導入により、部門間・拠点間の連携を強化し、「中小企業型経営」をさらに推し進めていくとしている。
製品・サービスの変革
営業分野では、デジタルを活用してスズキが顧客と直接つながり、顧客理解をより進め、顧客が本当に求めている製品・サービスを提供し続けるという。また、異業種とのコラボレーションによる新しい顧客との出会いの拡大や、モビリティを超えたつながりを築いていくとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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