サイオステクノロジーは、クラウドワークフロー「グルージェントフロー(Gluegent Flow)」で新機能「付箋」のベータ版を10月20日より提供開始した。
同機能を活用することで、申請画面上で注目してほしい箇所を際立たせたり、補足情報を添えたりできるという。また、コミュニケーションの一環として、相手への「働きかけ」や「思い」を届ける手段として利用できるとしている。

特徴
- 情報の強調と補足:申請画面上で注目してほしい箇所を際立たせる、優先度を示す、簡潔なコメントで補足情報を添えることが可能。これにより、タスクの確認や判断にかかる時間を短縮し、承認プロセスの迅速化を支援するという
- 表現力豊かなコミュニケーションの実現:「付箋」は、色を選べるほか、フォントの種類を選択したり、太字に変更したりすることが可能。そのため、柔軟な表現で付箋にコメントを添えられ、相手への「働きかけ」「気遣い」「思いやり」を届ける手段として利用できるという。これにより、対面と近しいコミュニケーションを行え、申請・承認プロセスの円滑化を支援するとのことだ
「付箋」機能利用イメージ
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グルージェントフローの申請内容およびそれに付随する情報や操作履歴は、すべてシステムに保存されるため、監査や内部統制の証跡として活用でき、ワークフローとしての確実性が担保されるという。一方、「付箋」機能には、当該申請の関係者全員が申請画面上で付箋を自由に配置、編集(貼る・剝がす)できる気軽さがあるとしている。これにより、コミュニケーションを活性化させるとともに、さらなる業務の円滑化を実現できるとのことだ。
ベータ版の提供開始は10月20日、正式版は2026年夏ごろを予定。正式版では、ベータ版で寄せられたユーザーからのフィードバックをもとに機能改善を行い、さらに操作性の向上を目指したUI/UXの改善を実施する予定だとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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