ServiceNowは、アイデンティティ(ID)セキュリティのサービスを手掛けるVezaを買収する意向を発表した。
同買収により、ServiceNowのセキュリティとリスク管理ポートフォリオの機能が、アイデンティティセキュリティにまで拡大されるとのことだ。これにより、ユーザーは重要なデータ、アプリケーション、システム、AIアーティファクトに誰と何がアクセス権を持っているかを把握し、制御できるようになるという。
Vezaの特徴は、同社のセキュリティサービスを支えるテクノロジーである「Access Graph」(同社が特許取得済み)にあるという。これは、人間、機械、AIのアイデンティティ間のアクセス関係をマッピングして分析し、種類のアイデンティティにエンドツーエンド(E2E)のアクセス可視性とリスク管理プラットフォームを提供する技術だとしている。組織は単一のダッシュボードを通じて、人間とAIエージェントを含むマシンの両方のアイデンティティにわたり、広範な権限を迅速に特定し、修正できるようになるとのことだ。
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