アトラシアンは、Atlassian Platform(アトラシアン・プラットフォーム)上に構築されたアプリケーション「Smarts(スマート)」が、アトラシアンのクラウド製品群で正式に使用可能となったことを発表した。
新機能には、Confluence Cloud、Jira Software CloudおよびJira Service Desk Cloudに実装されたスマート・サーチ(smart search)やBitbucketに実装されたプルリクエスト予測などが含まれるという。また、「スマート」を活用してJira Service Deskで類似のチケットをグループ化できるようになる予定だとしている。
「スマート」が実現する体験の詳細
- スマート・サーチ(smart search):ユーザーが最近行った作業を特定し、最も関連性の高いドキュメントを提示することで、パーソナライズされた検索体験を提供する
- インテリジェント・フィルター・コントロール(Intelligent filter controls):Jira SoftwareとConfluenceに、作業に貢献している人や作業しているスペースに応じて、検索対象を絞り込むフィルターを予測する機能を追加。ダッシュボードであるstart.atlassian.comにも「スマート」を適用した
- ユーザーメンション予測(predictive user mentions):JiraとConfluenceに搭載され、日頃一緒に作業をする人や今作業している内容などを把握し、プロジェクトに巻き込む候補者のリストをスマートが提示する
- ユーザーピッカー予測(predictive user pickers):1文字も入力することなく製品横断的に異なるシナリオにおいて、コラボレーションの可能性があるチームメートを提案
- 類似のチケットをグループ化:Jira Service Deskにおいて類似のチケットをグループ化できる新機能をリリース予定
- フィールド予測:コンポーネントやラベル、課題のバージョン等を入力する際、フィールド予測によって最も関連する内容が提示される