アシストは、三菱電機インフォメーションシステムズ(以下、MDIS)が業務における共通システム基盤として、アシストが提供するEAIツール「DataSpider Servista」(以下、DataSpider)を活用していることを発表した。
MDISでは、2017年より社員が輝く会社になるための“かがやきプロジェクト”と名付けた取り組みを開始しており、コンプライアンスを遵守しながら業務を最適化し、高い生産性とワークライフバランスによって社員のモチベーション向上も同時に実現するシステム構想に着手した。
システム構想にあたり、MDISが重視したポイントは以下の通り。
- 1つのシステムで効率よく業務が遂行でき、コンプライアンスの遵守も同時に実現する
- 社内情報は目的や用途に応じて適切な手段で必要な人に伝達・提供される
- 数値データは必要な人が必要な時に自ら取得し分析できる
上記の構想を実現するために、“ワンファクト・ワンプレイス”の環境作りを目指し、各システムから収集された情報を格納するデータウェアハウスの構築と、そのデータ連携の仕組みをDataSpiderで実装することになったという。
現在は、財務会計や販売管理などSAPの各モジュール、工数管理やプロジェクト管理、資材調達、Excelデータなど、周辺システムから1時間ごとにDataSpiderでデータを取得し、変換・加工を行った上でデータウェアハウスに投入している。
今後予定されているさまざまなシステム更改においてもデータ連携の仕組みにDataSpiderを活用して情報をデータウェアハウスに集約する。また、利用の増加が予想されるクラウドサービスとの連携でも、DataSpiderのアダプタを活用した柔軟なサービス連係が期待されているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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