NTTドコモは、コクヨと第5世代移動通信方式(以下、5G)を活用したオフィスソリューションの実証実験を2月1日から開始することを発表した。
本実証実験では、人と人との対面行動やチーム活動の停滞を解決し、シームレスでハイコンテクストなコミュニケーションを実現するため、「ドコモオープンイノベーションクラウド(クラウドダイレクト)」のプラットフォームと、コクヨが企画しソニービジネスソリューションが開発した専用アプリケーション「ANYBODY ANYWHERE(仮称)」を組み合せたサービスの有用性を確認するとしている。
ANYBODY ANYWHEREは、5Gを活用することで、ソロワークで離れた場所にいても、まるで隣にいるかのような感覚を実現。これにより、メンバーの一体感を高める、チーム力強化のための専用アプリケーションだという。5G接続端末には、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia PRO」を用い、これまでにない演出や実用性を追求するとしている。
また、本実証実験にあたって、コクヨ新品川オフィス「品川NX(仮称)」の一部ワーキングフロアおよび多目的ホールで5G通信を開始するとともに、様々な企業が共同研究に参画できるラボ施設としての情報発信をサポートしていくという。
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