テレフォニカUK(サービスブランド名:O2)とNECは、O2のネットワーク上でOpen RANの共同実証に成功したことを発表した。
本実証では、NECが英国に設置したOpen RANの事業開発拠点(Center of Excellence)を活用し、O2のコアネットワークを通じてエンドツーエンドのテストと相互接続性の検証を行ったという。
昨年1月にO2は、様々な環境下のユーザーに対して有効なネットワークサービスを提供するためのOpen RANプロジェクトの推進を発表。またO2の親会社であるテレフォニカは、Open RANネットワークに積極的に取り組んでおり、昨年初めに英国だけでなくドイツ、スペイン、ブラジルで、4Gおよび5GのOpen RAN実証を開始する意向を明らかにしている。
NECサービスプロバイダソリューション事業部 事業部長 帯刀繭子氏は、「NECのOpen RAN事業開発拠点のある英国で、本実証の取り組みを推進することを大変喜ばしく感じます。O2との緊密な連携を通じて、ネットワークの多様化とイノベーションに貢献できることを光栄に思います」と述べている。
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