SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

NVIDIAとVMware、AIツールを含むソフトウェアスイートを発表

 米現地時間3月9日、NVIDIAは、エンタープライズグレードのAIツールとフレームワークで構成された総合的なソフトウェアスイート「NVIDIA AI Enterprise」を発表した。同ソフトウェアは、「VMware vSphere 7 Update 2」でのみ動作するという。

 NVIDIAとVMwareは、NVIDIA AI Enterprise によって VMware vSphere上でAIワークロードを仮想化できるようにした。この機能により、ヘルスケアにおける先進的な診断、製造業でのスマートファクトリー、金融サービスでの不正検知など幅広いAIソリューションの開発に必要なソフトウェアを手に入れることができるとしている。

 同ソフトウェアを利用することにより、コンピュテーティング仮想化のためにvSphereを使用している企業のIT部門は、大規模なデータセンターやハイブリッドクラウド環境を管理しているツールをそのまま使って、AIに対処できるようになる。ベアメタルサーバーと同じように機能するvSphere上でスケールアウトされた、マルチノードのAIアプリケーション性能を実現するという。

ハイブリッドクラウド向けのAIインフラストラクチャ

 NVIDIA AI Enterpriseは、ハイブリッドクラウドで実行される高速化されたCUDAアプリケーション、AIフレームワーク、トレーニング済みモデル、およびソフトウェア開発キットなどに幅広く対応。最適化により、ワークロードを複数のノードを横断して実行できるようになり、完全なGPU仮想化で大規模なディープラーニングトレーニングモデルにも対応できるとしている。

 また、VMware vSphere 7 Update 2は、Dell Technologies、HPE、Lenovo、Supermicroといったメーカーから出荷されているサーバーを含む、NVIDIA-Certified Systems(NVIDIA認証システム)での NVIDIA A100 TensorコアGPUに認証されている。このような認証を通じて、NVIDIAは、NVIDIA AI Enterpriseのライセンスを購入したvSphereの顧客を直接サポートするという。

 さらに、一部のNVIDIA ConnectX-6 アダプターがVMware vSAN over RDMA(Remote Direct Memory Access)用として認証されている。これにより、CPU通信のタスクがオフロードされることでアプリケーションの性能が向上し、インフラストラクチャの投資効果を高めることができるとしている。

【関連記事】
ゲーミングプラットフォームが牽引【NVIDIA 第4四半期および通年業績】
日立とNVIDIA、東大医科研ヒトゲノム解析センターの解析基盤強化を支援
ヴイエムウェア、「VMware Cloud on AWS」の事業継続性などを高める新機能を発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14070 2021/03/10 10:50

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング