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NVIDIAとVMware、AIツールを含むソフトウェアスイートを発表

 米現地時間3月9日、NVIDIAは、エンタープライズグレードのAIツールとフレームワークで構成された総合的なソフトウェアスイート「NVIDIA AI Enterprise」を発表した。同ソフトウェアは、「VMware vSphere 7 Update 2」でのみ動作するという。

 NVIDIAとVMwareは、NVIDIA AI Enterprise によって VMware vSphere上でAIワークロードを仮想化できるようにした。この機能により、ヘルスケアにおける先進的な診断、製造業でのスマートファクトリー、金融サービスでの不正検知など幅広いAIソリューションの開発に必要なソフトウェアを手に入れることができるとしている。

 同ソフトウェアを利用することにより、コンピュテーティング仮想化のためにvSphereを使用している企業のIT部門は、大規模なデータセンターやハイブリッドクラウド環境を管理しているツールをそのまま使って、AIに対処できるようになる。ベアメタルサーバーと同じように機能するvSphere上でスケールアウトされた、マルチノードのAIアプリケーション性能を実現するという。

ハイブリッドクラウド向けのAIインフラストラクチャ

 NVIDIA AI Enterpriseは、ハイブリッドクラウドで実行される高速化されたCUDAアプリケーション、AIフレームワーク、トレーニング済みモデル、およびソフトウェア開発キットなどに幅広く対応。最適化により、ワークロードを複数のノードを横断して実行できるようになり、完全なGPU仮想化で大規模なディープラーニングトレーニングモデルにも対応できるとしている。

 また、VMware vSphere 7 Update 2は、Dell Technologies、HPE、Lenovo、Supermicroといったメーカーから出荷されているサーバーを含む、NVIDIA-Certified Systems(NVIDIA認証システム)での NVIDIA A100 TensorコアGPUに認証されている。このような認証を通じて、NVIDIAは、NVIDIA AI Enterpriseのライセンスを購入したvSphereの顧客を直接サポートするという。

 さらに、一部のNVIDIA ConnectX-6 アダプターがVMware vSAN over RDMA(Remote Direct Memory Access)用として認証されている。これにより、CPU通信のタスクがオフロードされることでアプリケーションの性能が向上し、インフラストラクチャの投資効果を高めることができるとしている。

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