会津大学とKDDIは、5GやIoTなどの先端技術による地域活性化・人財育成を促進する包括的連携協定を3月29日に締結した。
両者は本協定を通じて、人的・知的資源とKDDIが会津大学内に整備する5G基地局やIoTなどの先端技術を活用し、イノベーション人財や起業家人財を育成。また、会津大学が主催するイノベーション創出を目指した「Aizu Open Innovation会議」と連携して地域が抱える諸課題に対応していくことで、さらなる地域の発展と教育研究活動を推進していくとしている。
主な取り組み内容
- 5Gを活用した遠隔教育などによる、イノベーション人財や起業家人財の育成
- 地域課題解決に取組む地域企業やスタートアップ企業との連携・支援
- 5G、IoTなどによる地域活性化に関する共同研究
KDDIの地方創生
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいる。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していくという。
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