SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

Red Hat、新たなマネージド・クラウドサービスでポートフォリオを拡張

 Red Hatは米現地時間4月27日、新しいマネージド・クラウドサービスによってオープン・ハイブリッドクラウド・テクノロジーのポートフォリオを拡張することを発表した。

 「Red Hat OpenShift API Management」、「Red Hat OpenShift Streams for Apache Kafka」および「Red Hat OpenShift Data Science」は、組織がクラウドネイティブ・アプリケーションを構築し、ハイブリッド環境全体にわたってデプロイ、管理、およびスケーリングする際に、フルマネージド型の効率化されたユーザー体験を提供するように設計されているという。これらのサービスは「Red Hat OpenShift Dedicated」と統合され、マルチクラウド上で共通の機能セットを提供するとしている。

新サービスの機能

  • Red Hat OpenShift Streams for Apache Kafka:リアルタイムのデータストリームをその所在にかかわらず容易に作成、検出、および接続できるように設計されている
  • Red Hat OpenShift Data Science:機械学習(ML)モデルをより迅速に開発、訓練、およびテストし、コンテナ対応の形式でエクスポートするための手段を提供する
  • Red Hat OpenShift API Management:API ファーストによるマイクロサービスベースのアプリケーションの提供にともなう価値の実現を迅速化し、運用コストを低減する
Red Hat OpenShift Streams for Apache Kafka

 オープンソースのApache Kafkaプロジェクトに基づくRed Hat OpenShift Streams for Apache Kafkaは、開発チームがストリーミング・データをより容易にアプリケーションに組み込むことを可能にするという。Red Hat OpenShift Streams for Apache Kafkaは、フルマネージドおよびホステッド型の Kafkaサービスとして提供され、開発者はデータ収集や処理のような基本的な要件を気にすることなく、アプリケーションを迅速に作り上げることに集中できるという。また同機能は、開発者プレビューとして提供され、一般提供の開始は今年中と予想されている。

Red Hat OpenShift Data Science

 同機能は、オープンソースのOpen Data Hubプロジェクトに基づいて構築されており、インフラストラクチャの要件をともなわずに機械学習モデルの開発、訓練、およびテストを迅速化する。また、Red Hat MarketplaceのISVソリューションを含む特定のパートナークラウドサービスと統合されたAI as a Serviceプラットフォームの基盤として、一般的なデータサイエンス・ツールを実装しているという。OpenShift DedicatedとRed Hat OpenShift Service on AWSに対するアドオンとしてベータ版で提供され、一般提供の開始は今年中と予想されている。

Red Hat OpenShift API Management

 同機能は、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)の包括的なライフサイクル管理を、Red Hat OpenShift DedicatedとRed Hat OpenShift Service on AWSに提供。マネージド運用とOpenShiftのネイティブ統合を組み合わせることで、組織はAPIファーストによるマイクロサービスベースのアプリケーションを構築、管理、およびスケーリングする上で、インフラストラクチャではなくイノベーションと開発に集中することができるという。また、アクセス制御、使用状況の監視、共通APIの共有や、単一のDevOpsパイプラインを通じてアプリケーション環境全体を発展させる機能によって、独自のAPI管理プログラムを作り上げることも可能だとしている。同機能は現在、Red Hat OpenShift DedicatedとRed Hat OpenShift Service on AWSに対するアドオンとして提供されているという。

 これらの新しいマネージド・クラウドサービスは、Red Hatが提供する従来のRed Hat OpenShiftポートフォリオに基づいて構築されており、すべての主要なパブリッククラウドにわたって自己管理型およびフルマネージド型のKubernetesを提供する。これにより、Red Hatの顧客やパートナーは、オンプレミスのインフラストラクチャ資産や運用スタッフにかかわらず、Kubernetesプラットフォームに基づくオープン・ハイブリッドクラウド戦略を構築することが可能だとしている。

【関連記事】
IBMとRed Hat、Cobuilderが建設業界のDX推進を目的に「OpenBuilt」開発
CelonisとIBM、Red Hat、戦略的パートナーシップでDX課題解決を支援へ
Red HatとWHO、オープンソース技術を活用して医療従事者を支援

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14390 2021/05/17 12:21

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング