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ヨネックス、「SAP S/4HANA」導入を通じたDXでグローバル経営基盤の確立を目指す

 SAPジャパンは、ヨネックスが「SAP S/4HANA」、「SAP HANA Enterprise Cloud」および「SAP Analytics Cloud」を採用し、導入のパートナーにNTTデータ グローバルソリューションズを選定したことを発表した。1月よりSAP S/4HANAの導入プロジェクトを開始しているという。

 ヨネックスの現行基幹システムは、10年以上国産パッケージソフトにスクラッチ開発を重ねて運用されており、海外を含めたサプライチェーンの強化や業務の標準化・効率化などを実現するため、DXが必要と判断。昨年初頭から本格的な基幹システム導入の検討を開始している。

 基幹システム導入の目的を単なる基幹システム導入ではなく、「お客様増大を実現するグローバル経営基盤の構築」とし、成果達成の要素として、以下3つを掲げているという。

  1. グローバルサプライチェーンの可視化・最適化
  2. 抜本的な業務改革
  3. スピーディーな課題分析のための経営情報基盤の強化

 インフラ基盤としては、SAP S/4HANAの継続的な進化・活用のために、マネージドクラウドサービスSAP HANA Enterprise Cloudを採用。また、リアルタイムな経営情報分析のために、SAP Analytics Cloudを採用している。

 今後同社では、SAP S/4HANAの導入を通じたDXにより、グローバル経営基盤の確立を目指しているという。

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