インテックは、キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)と、EDIソリューション分野で協業開始したことを発表した。
本協業では以下2点を行うとしている。
- インテックはキヤノンITSのEDIパッケージ製品に対して、インターネットEDI対応電子証明書発行サービス(以下、EINS/PKI for EDI)の電子証明書を自動取得・更新する機能を提供する
- キヤノンITSはインテックのEDIサービスを利用している企業の取引先(接続先)に対して、キヤノンITSおよびその販売代理店を通じて、TLSアクセラレーターやJXクライアントなどのEDIパッケージ製品を提供する
INSネット(ISDN回線)や電話網を利用した受発注などのEDI(電子データ交換)による企業間取引は、2024年1月のINSネットデジタル通信モードの提供終了、および電話網のIP化にともない取引業務に大きな影響が出る「EDI2024年問題」が発生するという。これを解決するため両社は協業し、EDIサービス利用者のインターネットEDI移行を支援するとしている。
今後は、他ベンダーとの相互接続も新たに検討しており、2022年までに100社のEDIサービス新規ユーザーの獲得を目指すという。
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