ウイングアーク1stは、電子契約サービス「invoiceAgent WingSign(インボイスエージェント ウイングサイン)」を8月18日から提供することを発表した。
同サービスは、既存システムを変更することなく契約書の作成・確認・署名から保管管理までのすべてを電子化し、ペーパーレス・ハンコレスを促進する電子契約サービスだという。契約業務の電子化による業務効率化に加えて、締結した契約書とそれに基づき商取引の過程で流通する関連文書を電子保管の領域で一元管理できる。これにより、さらなるペーパーレス化と内部統制強化を実現するとしている。
今回の新サービスは、同社の提唱する企業間DX促進の一環であり、6月に発表した電子取引サービス「invoiceAgent TransPrint(インボイスエージェント トランスプリント)」に続く第2弾のサービスとなる。なお、本サービスの利用には、「SPA Cloud」または「invoiceAgent TransPrint」の利用が必要だという。
主な機能
- 電子署名とタイムスタンプの付与:承認者が承認し契約が成立したことに対し、当社が電子署名とタイムスタンプを付与する
- 署名管理:自動生成、手書き、画像等から署名を設定可能
- 契約プロセス上の通知:契約状態や契約起案、メールの宛先など詳細情報に関して、リマインド設定が可能
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完了証明書の発行:以下内容を記載した電子署名とタイムスタンプ を付与した証明書を出力
- 契約完了および文書属性や契約作成者など
- 署名イベント:署名者のユーザー名と契約書に配置した署名
- 同席署名者イベント:同上
- 契約編集者イベント:契約を編集した際のユーザー情報と契約日時
- 契約確認イベント:契約の確認を要請したユーザー情報と確認日時
- 契約書検索:契約書名での検索のほか、全文検索、文字、数字、日付、文書IDによる検索が可能
- 契約書保管:版管理、分類・仕分け・保管期間の設定など文書をセキュアに保管する
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